トイドローンのTelloで練習した私は意気揚々と実習講習会に挑みます!
これまでの流れは↓ページのその1で!!
結論から言うと,私はドローンの性能に頼りっきりで自分の腕だと過信してたことを痛感しました・・・
それがわかっただけでも講習会受けて良かったと思いますよ( T_T)\(^-^ )
実習型講習会
実習型講習会では,基本的にGPSやセンサーによるホバリングの位置サポートが効いていない状態(ATTIモード)で行われました.
Telloのビジョンセンサーによるホバリング安定性能が高いのでドローンって簡単やな!って思っていたのですが,ATTIモードで操作すると流される流される( ; ; )
しかもこの講習は体育館の中で風があまり吹かない状況でもこれなんです.
講習の受講者
私が参加した講習会は受講者8名で,4名2グループに分かれての実習でした.
年齢や性別どころか受講の動機もバラバラで,皆さんお仕事でってかたが多かったのですが,中には私のように趣味がてらってかたも( ^ω^ )
なので気軽に愉しく講習を受けられましたよ!
1日目の実技講習
初日はパイロンを並べて目的位置を作り,前後左右+上下に移動する基本動作でした.
この講習会で行われた内容は,国交省によって提案されているスキルを一通りできるようにするためのものみたいですよ.(安心安心)
もうここから心折れるくらいにホバリングの安定性が試されます.
だってATTIモードでホバリングしないといけないんですもの...
これが思っているよりも難しい...
体育館内だったらほぼ無風じゃん!って思われるかもしれません.
私もそう思ってました.
でも,ドローンって下に風を送って浮いてるんですよ(/ _ ; )
あかん・・・
すぐに流されるし戻す時に戻しすぎる・・・
みんな最初はそんなもんですよ!
経験を積めばすぐに慣れます!!
あたふたしていると,講師の先生が「最初はみんなそんなもんですよ!慣れます!!」って暖かいアドバイス.
1日目の講習内容
国交省の無人航空機飛行マニュアルには基本的な操縦技量として下の表のように書かれています.
今回の講習1日目はこれらの項目について教えてもらいました.
内容としては目視内飛行の基本になる部分です.
離着陸 | 操縦者から3m離れた位置で、3mの高さまで離陸し、指定の 範囲内に着陸すること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
ホバリング | 飛行させる者の目線の高さにおいて、一定時間の間、ホバリン グにより指定された範囲内(半径1mの範囲内)にとどまるこ とができること。 |
左右方向の移動 | 指定された離陸地点から、左右方向に20m離れた着陸地点に 移動し、着陸することができること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
前後方向の移動 | 指定された離陸地点から、前後方向に20m離れた着陸地点に 移動し、着陸することができること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
水平面内での飛行 | 一定の高さを維持したまま、指定された地点を順番に移動する ことができること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
これらを丸一日かけて訓練します.
私が受講した時は2日目の朝に検定が行われるということで,みっちり基礎を仕込んでもらいました.
肩に力が入っていたのか,肩こりがして目もショボショボなりましたよ...
1日目の実地講習を終了して
思っていたよりもドローンの操作って難しいと感じました.
特に俯瞰力が無いのか,距離感が掴めなくて苦労しましたね.
帰って早速Telloで復習をしました.
2日目はちょうど1週間後なので,その間毎日30分ずつだけ練習しました♪(´ε` )
Telloはいいですよ.
室内でも風が吹いてない屋外でも飛ばせるので目視内の練習にピッタリです!
2日目の実技講習
2日目の朝イチは検定試験です!!
この1週間トレーニングしてきた結果を出し切りましょう٩( ‘ω’ )و
内容は1日目の講習内容がしっかりと身に付いているのか確認されます.
やり直しは効かないみたいなのでここで失敗したら再受験料が発生するとか...
まあ,やることやったしなんとかなるか!
検定合格!!
一発で合格しましたよ!
頑張った自分を褒めてあげたいです!
多少流されてホバリングの安定が良くなかったところもあったのですが,なんとか許容範囲の1 m以内を確保!
これで講習+自主練の10時間の飛行経験をクリアすれば目視内の認定書がもらえることが確定いたしました!!
2日目の講習内容
1日目に基本的な操縦技量について教わりましたが,2日目は業務を実施するために必要な操縦技量についてです.
要は,目視外飛行や夜間飛行に向けた内容です.
こちらはATTIモードじゃなくてホバリング補助ありの実技なので,1日目より負荷が少なかったです(あくまでも個人の感想)
国交省の飛行マニュアルに記載されている内容はこの通りです.
対面飛行 | 対面飛行により、左右方向の移動、前後方向の移動、水平面内 での飛行を円滑に実施できるようにすること |
飛行の組合 | 操縦者から10m離れた地点で、水平飛行と上昇・下降を組み 合わせて飛行を5回連続して安定して行うことができること |
8の字飛行 | 8の字飛行を5回連続して安定して行うことができること |
2日目の午前中はこれらのトレーニングを受けました.
そして午後は目視外飛行.夜間飛行のトレーニングです.
体育館半面を使ってモニターを見ながらの飛行です.
体育館を真っ暗にして投光器で離発着地点を照らすだけです.
これだけでビジョンセンサーの性能が落ちてブレブレになります.
無事に認定証ゲット!!
受講費さえ払えば簡単にもらえると思っていた愚か者ですが,講師の先生がたの指導のおかげでなんとか技能証明証をゲットしました!
総合的には思ったよりも難しくて楽しいかったです.
講習内容以外にも,実務で気をつけるところやご自身の失敗例なども教えていただき,非常にためになる講習会でした.
あとは全国包括申請の飛行許可を得て飛ばしまくりたいと思います!!
この記事を書いている頃にはいろんな空撮をしているので,その体験記なども書こうと思っています!
良いキャンプを!!
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