夏は家族でアウトドアを楽しむ絶好のシーズンですが、小さな子供を持つ家族にとって、キャンプには注意が必要です。
自然の中で過ごすキャンプは、子供たちにとって素晴らしい経験となりますが、同時にリスクも伴います。この記事では、夏にキャンプを始めない方が良い理由と、どうしてもキャンプをしたい場合の対策法について紹介しますね!

夏にキャンプを始めない方が良い理由
- 高温と熱中症のリスク
夏の暑さは、小さな子供にとって特に危険です。体温調節機能が未熟なため、熱中症にかかりやすくなりますからね^_^;
キャンプ場は日陰が少ない場合もあり、十分な休憩場所を確保するのが難しいこともあります。特に日中の気温が高い時間帯に外で過ごすことはできるだけ避けるべきです。

- 虫刺されと感染症
夏は蚊やブヨなどの虫が多く活動する季節です。小さな子供は虫刺されに敏感で、かゆみや腫れがひどくなることがあります。また、蚊が媒介する感染症(デング熱やジカウイルスなど)のリスクも考慮する必要があります。
さらにマダニやハチ、アブなどにも注意する必要があります。
セミやカブトムシならウエルカムなんですけどね^^;
- 事故のリスク
キャンプ場は自然環境の中にあり、地形が不規則で滑りやすい場所も多いです。小さな子供はバランスを崩しやすく、転倒や怪我のリスクが高まります。
特に暑い夏は川や海で遊びたくなりますが、必ず大人が付いてできるだけライフジャケットを着用するようにしておきましょう。
川では増水にも注意です。
その場所の雨量だけでなく上流側の雨量にも注意して無理はしないようにしましょう。

- 食中毒のリスク
夏は気温が高いため、食べ物が腐りやすくなります。
特にキャンプでは、食材を適切に保存するのが難しい場合が多いです。食中毒のリスクを避けるためには、十分な冷蔵設備が必要です。
冷蔵庫を貸してくれたり電源ありのキャンプ場もありますので、事前に下調べしておきましょう。
どうしてもキャンプを始めたい場合の対策法
それでも家族でキャンプを楽しみたいですよね!
対策を講じることである程度リスクを軽減し、安全にキャンプを楽しむことができます。
- 適切な場所選び
高温や日差しを避けるために、標高の高い涼しい場所や木陰の多いキャンプ場を選びましょう。
また、湖や川の近くであれば、水遊びを楽しみながら涼を取ることもできます。
- 熱中症対策
十分な水分補給が重要です。子供たちにはこまめに水を飲ませ、帽子や日焼け止めを使用して直射日光を避けるようにしましょう。
また、冷却タオルや扇風機を持参することで、体温を下げる工夫をすると良いです。

- 虫刺され対策
蚊よけスプレーや虫よけバンドを使用し、長袖・長ズボンを着用することで虫刺されを防ぎます。
テントや寝袋も、蚊帳付きのものを選ぶと安心です。また、刺された場合のために抗ヒスタミン剤やかゆみ止めクリームを準備しておきましょう!

- 安全対策
キャンプ場の地形や環境を事前に調査し、子供が遊びやすく安全な場所を確保しましょう。
また、焚き火やバーベキューを行う際には子供を火元から離し、しっかりと監督することが重要です。
応急手当用の救急キットも必ず持参しましょう。

- 食事の工夫
腐りにくい食材や、缶詰・フリーズドライ食品を活用しましょう。
クーラーボックスを使用し、冷却剤を多めに準備することで、食材の鮮度を保ちます。
また、生ものを扱う際には、手洗いや調理器具の消毒を徹底することが大切です。
- 計画的なスケジュール
これは子供だけでなく大人でも言えることです。
無理のないスケジュールを立て、適度に休憩を取り入れることが重要です。
特に子供たちは疲れやすいため、昼寝の時間を設けるなど休息を十分に取れるよう工夫しましょう!
暑さ対策を徹底しよう
夏のキャンプでは、暑さ対策が特に重要です。以下に、より具体的な暑さ対策を紹介します。
- 早朝と夕方の活動を中心に
一日の中で気温が低い早朝と夕方に活動を集中させることで、暑さを避けることができます。
昼間はテントや木陰で休憩し、読書や昼寝など静かな時間を過ごすようにしましょう。
- クールグッズを活用する
冷却グッズや保冷剤、携帯扇風機などのクールグッズを活用しましょう。
特に小さな子供には、冷却グッズを首や脇の下に貼ることで効果的に体温を下げることができます。
ただし、冷却シートやひんやり感を出すミントスプレーなどはメントールによる”冷感”がメインで冷やす効果はあまりないだけでなく、毛穴が閉じて排熱しにくくなる場合があるので注意しましょう!!!
- 通気性の良いテントを選ぶ
テント選びも重要です。
通気性の良いメッシュ素材のテントを選び、風通しを良くすることで、テント内の温度を下げることができます。
また、テントの設置場所も重要で、できるだけ日陰を選びましょう。
コットを使って地熱から遠ざけたり通気性を確保するのもイイですね!
- 涼しい服装を心掛ける
吸湿性・通気性の良い素材の服を着ることが大切です。
綿やリネン素材の服は、汗を吸収しやすく、風通しも良いため、涼しく過ごせます。
また、帽子やサングラスも忘れずに準備しましょう。
帽子は遮熱やつばが大きいものを選びたいところです。
時季をずらす選択肢
もし、夏のキャンプが難しいと感じる場合は、時季をずらすことも一つの手です。
春や秋は気温が穏やかで、虫も少なく、キャンプには最適な季節です。
春や秋にキャンプを楽しむためのポイントを紹介しますね!
- 春のキャンプの魅力

春は新緑が美しく、花々が咲き誇る季節です。
気温も過ごしやすく、昼間は温かく夜は涼しいため、快適に過ごせます。
春休みを利用して、家族でキャンプを楽しむのも良いでしょう。
- 秋のキャンプの魅力

秋は紅葉が美しい季節で、自然の中でのんびりと過ごすには最適です。
気温も涼しく、夏ほどの暑さや虫の心配もありません。
特に、秋の夜長を楽しむキャンプファイヤーは、子供たちにとって素晴らしい思い出となります。
まとめ
小さな子供を持つ家族が夏にキャンプを始める際には、様々なリスクを考慮する必要があります。
高温や虫刺され、事故や食中毒など、注意すべき点は多岐にわたります。
しかし、適切な対策を講じることで、これらのリスクを軽減し、家族全員が安全にキャンプを楽しむことができます。
自然の中での貴重な体験を通じて、子供たちにとって忘れられない思い出を作りましょう。
良いキャンプを!!
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